日本語規則合成のための2モーラを単位とする音韻継続時間長規則
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概要
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本報告は規則合成における音韻継続時間長制御法について述べる。音韻継続時間長制御では, 日本語の時間構造で一般的に指摘される拍の等時性に着目した方式がよく用いられるが, 十分な品質を提供するものではない。そこで, 2拍を日本語音声のリズムの基本単位として着目し品質の向上を試みた。本方法では, 長母音, 撥音, 促音等による長音節, 連続する2音節, それから孤立する1音節を, 時間構造の単位と考え, これらの単位の時間構造を決定し, その枠組みの中で個々の音韻の時間長を決定する。無意味語を含む音声の分析により, これらの単位に明確な特徴があることが確認され, 本方法の有効性を確認した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-08
著者
-
石川 泰
三菱電機株式会社情報技術総合研究所
-
中島 邦男
三菱電機株式会社情報技術総合研究所:(現)横浜国立大学産学連携推進本部
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中島 邦男
三菱電機株式会社情報技術総合研究所
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石川泰
三菱電機
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石川 泰
三菱電機株式会社
-
中島 邦男
三菱電機・情報技術総合研究所
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