ネット形状の保存を考慮した遺伝的配置手法

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
遣伝的アルゴリズムは,生物の進化にヒントを得た最適化アルゴリズムの一つであり,大域的探索に優れているという特長を持っている。しかし,従来の遺伝的アルゴリズムをそのまま配置問題に適用した場合には,交叉においてネットの形状を維持することが困難であり,スキマタの保存が十分にできないと考えられる。したがって,最適解を短時間で得ることは困難である。そこで,本稿では,ネットの形状を維持する交叉手法を提案する。これによりスキマタを保存し,探索能力の向上を試みる。提案する手法の有効性を確認するために,従来の遣伝的アルゴリズムを用いた場合との比較を行い、極めて短い時間で最適解を得ることができることを示す。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-07-26

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク