カオス分岐を用いた電子デバイスモデリング
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概要
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本論文では,カオスを含む分岐過程を利用して,非線形デバイスの数学モデルのパラメータを推定するアルゴリズムを提案することを目的とする.ここでは,問題設定を簡単にするために,カオスを含む分岐過程が観測される1ポートの非線形素子の数学モデルのパラメータを推定するアルゴリズムについて考察する.そして,アルゴリズムの有効性を確認するために,トンネルダイオードの数学モデルのパラメータの推定を例題として取り扱う.その結果,以下のような結論を得た.(1)カオスを含む分岐過程によって非線形素子のパラメータを推定するアルゴリズムを与えることができた.(2)典型例を通してアルゴリズムの有効性を確認した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-06-16
著者
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臼井 敏男
国立岐阜工業高等専門学校専攻科電子システム工学専攻
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岡崎 秀晃
国立岐阜工業高等専門学校専攻科電子システム工学専攻
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岡崎 秀晃
岐阜工業高等専門学校電子制御工学科
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臼井 敏男
岐阜工業高等専門学校電子制御工学科
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臼井 敏男
岐阜工業高等専門学校
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内藤 大輔
豊橋技術科学大学
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西山 寛之
国立岐阜工業高等専門学校電子制御工学科
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