フリップフロップ回路に発生するカオスを用いた暗号通信システムの構築
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概要
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本稿では,サドルとリペロアのスパイラル型の平衡点の結合を持つ,トンネルダイオードを用いたフリップフロップ回路に発生するカオスを用いた暗号通信システムを提案する.フリップフロップ回路の3つの状態変数の中の2つを拘束した場合に,送信側と受信側のカオスの同期現象により暗号通信が可能となることを数学的に証明する.さらに,1つの状態変数のみを拘束した場合の暗号通信の可能性について考察する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-06-16
著者
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岡崎 秀晃
国立岐阜工業高等専門学校専攻科電子システム工学専攻
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岡崎 秀晃
岐阜工業高等専門学校電子制御工学科
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早川 恵子
国立岐阜工業高等専門学校電子制御工学科
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田中 昌二
国立岐阜工業高等専門学校電子制御工学科
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