地球観測プラットフォーム技術衛星(ADEOS)姿勢軌道制御系の開発
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概要
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地球観測プラットフォーム技術衛星(ADEOS)は、国際的な地球観測を実施すると共に、将来衛星のプラットフォーム・バス技術の開発を目的とした地球観測衛星である。ADEOSは、高性能地球観測センサの他、大型フレキシブル太陽電池パドル等を搭載しており、姿勢軌道制御系(AOCS)に対しては、従来衛星以上の高姿勢制御精度(姿勢角0.2deg(3σ), 姿勢安定度0.003deg(3σ))、及び高信頼度設計が求められている。このため、制御方式としてゼロモーメンタム三軸姿勢制御方式を採用すると共に、AOCE(姿勢軌道制御電子回路)を中核とした耐故障性設計を行っている。本稿では、プロトフライトモデル(PFM)の製造・試験が完了し、これらの要求を満足できることが確認されたので、このAOCS開発について報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-30
著者
-
倉益 凌一
宇宙開発事業団 衛星総合システム本部 WINDSプロジェクトチーム
-
井上 浩一
宇宙開発事業団
-
棚町 健彦
株式会社東芝
-
倉益 凌一
宇宙開発事業団
-
峰 正弥
株式会社東芝
-
峰 正弥
東芝
-
山口 慶剛
東芝
-
棚町 健彦
東芝
-
中村 大
東芝
-
岩本 祥広
東芝
-
山口 慶剛
東芝 小向工場
-
井上 浩一
宇宙開発事業団 衛星総合システム本部 衛星運用技術部
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