縦列接続系列を用いたM-ary/SSシステムの同期法に関する検討
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概要
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スペクトル拡散通信方式は、その優れた性能から、近年注目を集めている。しかし、多くの優れた特長を持つ反面、他の通信方式に比べて周波数利用効率が低いという欠点を持つ。ここで、この点を改善する目的でM-ary, SS通信方式が提案されており、従来、その性能の解析が行なわれて来た。しかし、その同期法についてあまり検討されていない。本検討では、従来拡散符号として直交符号が用いられていたM-ary/SS方式のシステムに擬似ランダム系列の縦列接続系列を採用し、相関検出による同期法を提案する。そして、従来提案されている同期法の一つとその性能を比較検討することを目的としている。また、縦列接続系列を用いることによって、多重接続に必要な系列数を減らせることを示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-03-24
著者
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