BIST用パターンとしての2次元M系列のランダム性の検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
故障検査のためのテストパターン集合は、少ないパターン数で高い故障検出率を得るためにランダムなパターンの集合であることが求められる。また、LSIのような多入力回路の検査では複数の入力線に同時にテスト入力を印加するため、テストパターンは2次元でなければならない。このような見地から、M系列を2次元に拡張した2次元M系列は、2次元テストパターンとして良好な性質を持つものと期待される。本研究は2次元M系列のランダム性を他の2種類のランダムテストパターンと統計的検定を行なうことによって比較し、ランダムテストパターンとして適当であることを示すことを目的としている。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-02-10
著者
関連論文
- 縦列接続系列を用いたM-ary/SSシステムの同期法に関する検討
- BIST用パターンとしての2次元M系列のランダム性の検討
- GF (2^m) 上の繰り返し乗算の高速化のための冗長基底とそれを用いた並列乗算器
- いくつかのアダマール符号に対する完全自己検査性検査回路の設計法
- アダマール符号に対する自己検査性検査回路の実現法
- 直交系列を用いたM-ary/SS方式の同期捕捉法の提案
- 直交系列を用いたM-ary/SS方式の同期捕捉法の提案
- 直交系列を用いたM-ary/SS方式の同期捕捉法の提案
- M進スペクトル拡散通信方式における搬送波周波数偏差推定法の一検討
- M平面より構成される疑似ランダム系列の拡散符号への適用
- 搬送波周波数偏差下における非直交M-ary/SS方式の同期捕捉法の提案
- 非直交系列を用いたM-ary/SS方式の同期捕捉法の提案
- 搬送波周波数偏差を伴うM-ary/SS通信方式の性能劣化に関する一検討
- M-ary/SS/FSk方式の提案
- 組織符号の検査ビットを用いた署名解析法の研究
- ハミング符号を用いた署名解析法の提案