組織符号の検査ビットを用いた署名解析法の研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿では新しい署名解析法を提案し、その性能を肝価する。従来、被検査回路の出力をシフトレジスタを用いて圧縮し、同様に圧縮した正しい回路の出力と比較し故障を検出する方式が提案されているが、テスト長によらず見逃し誤り(エイリアス)が起きてしまう。そこで本方式では、被検査回路の出力を組織符号の情報ビットとしてとらえ、それから得られる検査ビットをシグネチャとする構成が簡単な方式を提案し、特に巡回符号に関してシミュレーションを行ない、エイリアス確率などの解析を行なった。その結果、テスト長に比例するメモリ量を必要とするが、ある程度のテスト長でエイリアス確率が0に収束することが示された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-08-23
著者
関連論文
- 縦列接続系列を用いたM-ary/SSシステムの同期法に関する検討
- BIST用パターンとしての2次元M系列のランダム性の検討
- GF (2^m) 上の繰り返し乗算の高速化のための冗長基底とそれを用いた並列乗算器
- いくつかのアダマール符号に対する完全自己検査性検査回路の設計法
- アダマール符号に対する自己検査性検査回路の実現法
- 直交系列を用いたM-ary/SS方式の同期捕捉法の提案
- 直交系列を用いたM-ary/SS方式の同期捕捉法の提案
- 直交系列を用いたM-ary/SS方式の同期捕捉法の提案
- M進スペクトル拡散通信方式における搬送波周波数偏差推定法の一検討
- M平面より構成される疑似ランダム系列の拡散符号への適用
- 搬送波周波数偏差下における非直交M-ary/SS方式の同期捕捉法の提案
- 非直交系列を用いたM-ary/SS方式の同期捕捉法の提案
- 搬送波周波数偏差を伴うM-ary/SS通信方式の性能劣化に関する一検討
- M-ary/SS/FSk方式の提案
- ワードスポッティング音声認識
- 組織符号の検査ビットを用いた署名解析法の研究
- ハミング符号を用いた署名解析法の提案