マイクロホンアレイを用いた音源方向の推定 : GAによる検討
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概要
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これまでに、マイクロホンアレイと波長定数マトリックスに基づくフィルタを用いた複数音源場での音源方向推定と音源信号検出について検討を行ってきた。音源方向推定ではLMS法を用いており、これまでに5音源5角度の推定が可能であることが示されている。しかし、推定精度はまだ十分ではない。その原因としてLMS法におけるlocal peak問題や初期値問題が挙げられる。今回、local peak問題などに対応可能な遺伝的アルゴリズム(GA)を用いた音源方向推定についてシミュレーション実験による検討を行った。その結果、GAによる推定が基本的に可能であることが示され、また、4素子マイクロホンアレイにより3音源の6角度の推定が可能であることが示された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-11-18
著者
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