多音源場における音源方向の推定精度改善 : Gray表現を用いたGA
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概要
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多音源場における音源方向を推定するためにマイクロホンアレイと波長定数マトリクスに基づくフィルタを用いたシステムを提案し, 遺伝的アルゴリズム(GA)を適用して推定性能を検討してきたが, 十分な性能が得られていなかった。今回, GAにおける遺伝子の表現型に着目し, 遺伝子を音源方向へ写像する際に用いるバイナリコードをグレイコードに改めて推定性能の改善を試みた。3音源6角度に対し, 4素子マイクロホンアレイを用いたシミュレーション実験の結果, 推定の成功率がかなり高くなった。また, 素子数を増やすことで推定成功率をさらに高くできることも示された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-11-18
著者
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黒岩 和治
大分大学大学工学部
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黒岩 和治
大分大学工学部福祉環境工学科
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田原 俊司
大分大学大学工学部
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星野 修
大分大学大学工学部
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星野 修
大分大学工学部
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田原 俊司
大分大学工学部
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小川 智弘
大分大学工学部
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