マイクロホンアレイを用いた入・反射波音響インテンシティの分離測定
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概要
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反射波を含めた多音源音場の場合、従来の音響インテンシティの測定法では各音波の音響インテンシティのベクトル和としてしか測定出来ない。この研究は、多音源の場合でもそれぞれの音波の音響インテンシティの分離測定ができるようにすることを目的としている。このシステムは、マイクロホンアレイと、波長定数を考慮した音源方向の特定とそれに伴った信号分離、および音響インテンシティの各信号処理部によって構成されている。この方法を用いて、反射体近くでの入射波と反射波の音響インテンシティの分離測定を推直入射と斜め入射の場合について行った結果、反射体を取り除くこと無く各音響インテンシティの測定が可能であることが示された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-11-08
著者
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