マイクロホンアレイによる信号検出法を用いた能動騒音低減
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概要
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この報告で、室内などの音環境改善のための能動雑音制御の一つの試みとして、マイクロホンアレイを用いた信号検出法を用いた方法を示す。また、音声と雑音の2音源音場についての雑音低減を目的とした数値シミュレーション実験結果について示す。本法では、任意仮想位置での対象雑音信号を他音波に影響されることなく検出することが出来る。また、雑音源方向の特定が可能なのでより効果的な能動音源の設定が可能となる。雑音低減量と低減可能領域の検討を帯域雑音の種類と対信号レベル、および雑音検出FIRフィルタのタップ数等をパラメータにして行った。その結果、最大雑音低減量は22dBで、低減可能域は0.96m^2となることが示された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-11-28
著者
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