海底の音響特性を考慮した海洋音波伝搬解析
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概要
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海洋音響伝搬を解析する手法として様々な方法が研究されている。その中に伝搬距離方向で海洋内の条件が変化するモデル (Range-Dependent) に利用する放物型方程式 (Parabolic Equation) を用いる解析方法がある。本研究では、このPE法を用いて伝搬海域内での音波伝搬の様子及び、パルス波の伝搬特性について求めた結果について報告する。特に、PE法により伝搬海域での波動方程式を近似する際にPade級数展開を適用したSplit-Step法のアルゴリズムを用いて海洋の音響特性や、海洋内の減衰を考慮して計算を行い、Normal-Mode法と比較、検討した。この結果、距離方向に変化しない海洋の音波伝搬を正しく計算できることを確認した。さらに海底の減衰係数を考慮した場合について検討した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-01-28
著者
-
土屋 健伸
神奈川大学電子情報フロンティア学科
-
遠藤 信行
神奈川大学電子情報フロンティア学科
-
藤井 太郎
神奈川大学・工
-
土屋 健伸
神奈川大学 工学部電子情報フロンティア学科
-
遠藤 信行
神奈川大学 工学部電子情報フロンティア学科
-
羽田 益也
神奈川大学工学部電気工学科
-
遠藤 信行
神奈川大学
-
土屋 健伸
神奈川大学
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