超音波Bモード像の3D化に伴う雑音除去に関する研究

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概要

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筆者らは3次元のBモード像が医師の診断に有用できると考え、3次元のBモード像のための雑音除去法を研究した。本研究では2値化したBモード像を3層ニューラルネットワークを用いて雑音除去をする方法を用いた。雑音に関して、'雑音はBモード像の周辺領域に存在し、その面積は小さい'という仮定をし、その仮定をもとにニューラルネットワークを教育した。そのニューラルネットワークは入力層2、中間層8、出力層1のユニットを持つ。Bモード像中の各連結成分の面積と面積中から画像中心までの距離を求め、ニューラルネットワークに入力することによりニューラルネットワークは、各連結成分が雑音か雑音でないかを判断する。連結成分が雑音であると判断された場合は、画像から連結成分を除去することにより、より良い3次元像が得られた。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-10-13

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