音線理論とPE法を用いた南極リュツォ・ホルム湾における音波伝搬解析(水中音響)
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概要
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極域は地球上の冷源域として,大気・水・物質等の地球規模の循環の一翼を担っている重要な地域として様々な海洋計測が精力的に行われているが,海氷下の広域観測は困難であり,短期間で広範囲を測定する技術が望まれている.そこで,自律型水中無人探査機(AUV)を使用した海氷下の広域観測が計画されている.そのAUVの遠隔操作用に使用される音響通信のために南極海の浅海域での音波伝搬特性を求めることを本報告の目的とした.想定浅海域とした南極大陸のリュツォ・ホルム湾において湾内の2本の測線に沿った音波伝搬特性を考える.音線理論に加えて波動理論である放物型方程式(PE)法を用いた音波伝搬解析を行った.2本の測線中,OWラインでは海底深度が大きく変化している.伝搬距離は39km,音源深度100m,周波数は1kHzを想定した.海洋の音速プロファイルと伝搬特性の関連について述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-08-17
著者
-
土屋 健伸
神奈川大学電子情報フロンティア学科
-
遠藤 信行
神奈川大学電子情報フロンティア学科
-
牛尾 収輝
国立極地研究所
-
遠藤 信行
神奈川大・工
-
牛尾 収揮
国立極地研究所
-
土屋 健伸
神奈川大学 工学部電子情報フロンティア学科
-
遠藤 信行
神奈川大学 工学部電子情報フロンティア学科
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遠藤 信行
神奈川大学工学部電子情報フロンティア学科
-
遠藤 信行
神奈川大学
-
土屋 健伸
神奈川大学
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