通信と知的情報処理
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概要
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今後の通信システムの動向とAI技術の適用による知的通信と知的情報処理について展望する.AI技術の導入により,従来の遠隔地に情報を伝達することが主であった通信から,今後は知的情報処理システム間の意志疎通を支援する,より高度で幅の広い役割をもった知的通信へと発展していく.このような通信を実現するネットワークにおいては,利用者要望の多様性や環境の変化,システムの異常発生など,個別には対応策を準備できないような事態に対して柔軟に対処できる,知的なオペレーションシステムの役割が極めて重要なものとなってくる.その実現には人間と機械との意志疎通を可能とする技術,環境変化の理解と知的対応を可能となる技術の開発が必要となる.本稿ではオペレーションという適用領域でこれらの課題を解決する技術をオペレーションウェアとしてとらえ,新しい技術領域として提案する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-04-26
著者
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