例外事例を含むDBからの知識自動抽出
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概要
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知識システムの高度化、及び大規模化に伴い、要求される知識の量は、拡大傾向にあり、専門家から獲得できる知識だけでは、充分な知識を確保することは困難になりつつある。知識を大量に獲得するためには、知識源として、事例データベース(DB)を用い、自動的に知識獲得を行なう方法が考えられるが、DB中に存在する例外事例等の特殊事例の混在が、正しい知識の獲得を阻害するため、これら特殊事例の検出、及び削除が必要である。本稿では、まず一般的な知識抽出モデルに基づき、TMS(Truth Maintenance System)を利用した、例外事例の除去方法について提案する。さらに、知識抽出システムの具体例として、化学反応DBから置換基の位置選択性知識を抽出した結果について述べ、本提案が有効であることを示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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