網同期品質測定法について
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概要
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B-ISDNを含むディジタル網の必須機能として、その各種システムの動作周波数を同期させる網同期機能がある。この網同期機能の品質は、劣化すると網内でスリップが生じるため、厳しく設計・管理する必要がある。我が国においては、ディジタル網の同期方式として従属同期方式を採用しており、全国の通信ノードが全国唯一のマスタクロックに従属している。既存の網同期品質の測定法では、1点の網同期品質を測定に1つの高価な原子発振機を必要とするため、網規模の把握はなされていない。本検討は、安価な遠隔自動測定法とそのシステム構成法に関するものである。本システムは平成7年3月からNTTの現場で試験的に調査ツールとして用いている。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-06-20
著者
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