1点におけるセル到着特性に基づくセル遅延ゆらぎ推定法の検討
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概要
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ATM網におけるセル転送品質パラメータの1つにセル遅延ゆらぎ(Cell Delay Variation,以下CDVと略)ある。本パラメータはコネクション上を転送させるセルの転送遅延の変動量を表すものであり、通信サービスの遅延品質に影響を与える。サービス提供中でのCDV推定法としては、タイムスタンプを有するOAMセルによってサンプル測定した結果から推定する手法が提案されている。しかし、本手法は測定精度がサンプル量(OAMセル数)に依存し、特に低速呼では単位時間当りのOAMセル数が少なくなるため、より精度の高い推定法の開発が望まれる。本論文では、インサービスにおけるCDVの値を1点でのセル到着特性のみから推定する手法について論じる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
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