ATMセル損失によるTCPスループット低下の定量的評価法
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概要
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ATM網の設計法, 運用法を考える場合, セル損失率とTCPスループットの関係は重要な指標となる. 本稿ではまず, 再送により余計にかかる時間に注目してセル損失率とスループットの関係を定式化する. 次にこの式からスループット効率の式を導出し, その中でスループットの低下度合いを決める項をセル損失による品質劣化の度合いを評価するためのパラメータとして提案する. 最後にこのパラメータを利用した評価法の一例として, 最大帯域, TCP層のパラメータの大きさが, 品質劣化の度合いに与える影響を調べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-10-26
著者
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