ATM網接続時のデータ通信品質設計について
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概要
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高度情報化社会の進展にともない、データ通信ネットワークとしてLANの導入領域が益々拡大しており、遠隔地にある複数のLANを公衆網や専用線を利用して接続するLAN間接続が行われている。将来は、LAN間接続用ネットワークとして、ATM網が用いられると考えられる。また、通信プロトコルでは、END-ENDのウィンドウフロー制御および誤り回復の手順として、TCP, IPが広く用いられている。そこで、本報告では、LANをATM網で接続し、高速端末をTCP, IPを用いてデータ通信する場合のデータ通信品質の設計法について検討した。ここでは、(1)データ通信品質設計の考え方、(2)通信品質の設計手順、(3)ATM網-LAN接続時におけるデータ通信品質の設計法、を示した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-09-30
著者
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