Refractory特性を有する指数平滑法
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概要
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土曜日と日曜日は商いを行わない株価データなどのように、データ落ちのために不等間隔となっているデータに適用する指数平滑法として、神経細胞内で行われている情報処理の不応期(refractory)という性質を組込んだR最適指数平滑法を提案した。これは、データ間隔が2倍、3倍と開いたとき、データを相対的に重視するという考えと同等である。そして、データ間隔に応じて変化する平滑化パラメータとしてR最適平滑化パラメータを、解析的に導出し、その性質を明らかにした。数値シミュレーションにより、従来のデータ間隔が変化しても平滑パラメータを固定した場合と比べ、平滑処理の精度が上がることを確かめた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-12
著者
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平野 隆之
東京工業大学大学院社会理工学研究科経営工学専攻
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野田 淳彦
東京工業大学大学院社会理工学研究科経営工学専攻
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佐藤 智喜
東京工業大学工学部経営システム工学科
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野田 淳彦
東京工業大学工学部経営システム工学科
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野田 淳彦
東京工業大学
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