高次指数平滑法による逐次相関関数
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概要
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非定常相互相関関数を求めるため基礎となる瞬時相互相関関数に, 高次指数平滑法を用いる逐次相互相関関数および逐次相互相関係数を提案する. SSCC (Short Span Cross-Correlation) 法に比べ, 相関値の推移が滑らかになり, 相関関数の変化を素早く, 適確にとらえることが可能となり, オンラインの使用に適している. 数値シミュレーションにより, SSCC 法に比較して, 提案手法が相関関数の変化の検出および雑音の除去の点で優れていること, また, 妥当な指数平滑法の次数と平滑化定数を組合せが存在することを明らかにする. 最後に, 経済現象の実データを用いて, SSCC 法と比較して, 提案手法が相互相関関数の変動検出を適確にとらえることを示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-12-25
著者
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