光加入者網における網再構成法
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概要
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光加入者網で扱うサービスには高品質が要求されるものが多く,接続される加入者数も多いため,高信頼かつ経済的な加入者網の構築が不可欠である.光加入者網において隣接ループ間でのファイバ心線を相互に接続可能とする切換装置(FAM)を利用することにより,設備量を削減した高信頼化網構成法が提案されている.FAMの機能を安価に実現するためには,手動切換えが不可欠であるが,手動切換えでは故障復旧時間を要するという欠点があった.本論文では,手動切換えのFAMを前提に,故障復旧時間を従来手法に比して短縮できる網再構成法(SRM)を提案する.また,SRMの故障復旧時間短縮効果をシミュレーションにより定量的に明らかにした.更に,故障復旧時間をより短縮するため,複数心線の一括切換えを前提とした切換方法を提案し,その効果とFAMの切換機能構成を示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-10-25
著者
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