光加入者網における遠隔ノード配置法の検討
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概要
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本論文では,2B+Dの低速系サービスを前提とし,SS(交換ノード〜加入者宅間にメタル線を加入者対応に布設した構成),DS(交換ノード〜加入者宅間の1箇所に遠隔ノードを設置し,交換ノードと遠隔ノード間は光ファイバ多重伝送する構成),TS(交換ノード〜加入者宅間に遠隔ノードを2段に設置し,交換ノード〜上位遠隔ノード・上位遠隔ノード〜下位遠隔ノード間は光ファイバ多重伝送する構成)の三つのシステム構成からなる複合網構成の遠隔ノード配置法を加入者収容エリアの大きさ,加入者数等の地域条件およびコスト条件をパラメータとし,経済性の観点から明らかにした.その結果,現在ではSSとき線点に遠隔ノードを設置したDSの複合網構成が望ましいこと,将来ではエリア内のすべてのき線点に遠隔ノードを設置し,複数き線点を統合した箇所に上位遠隔ノードを設置したDSとTSの複合網構成が望ましいことを明らかにした.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-02-25
著者
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