多元接続サービスへの仕様記述拡張に関する検討(<特集>マルチメディアを支える通信技術)

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概要

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通信サービスソフトウェア開発の上流工程において, マルチメディア情報を扱う通信サービス(マルチメディアサービス)の仕様をいかに記述するかが検討されている.本論文では, マルチメディアサービスにおいて必要となる機能のなかで, 特に多元接続サービス仕様を規定する.具体的には, 宣言型通信サービス記述言語である状態遷移規則(STR : State Transition Rule)を基盤として, 帯域・QoS等のネットワークパラメータを考慮に入れたマルチコネクション・マルチポイント接続記述を可能とする通信サービス仕様記述法を考案する.また, 筆者らがすでに提案している通信サービス仕様エミュレータを拡張し, 考案した仕様記述を動作可能とするシステム構成法を考案する.そして, 実際にシステムを構築し, 考案した記述法に基づく動作を実現することにより, 仕様記述法およびシステムの正当性を示している.
社団法人電子情報通信学会の論文
1998-11-25

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