節の評価に基づく等価変換の制御とその応用

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
等価変換パラダイムを基礎とした言語ETCは、これまで、主に全ての解を求める問題に対して応用されてきた。しかし、一方で、解は複数あるが、その中で最も良い解のみを求める問題もある。これは、従来のETCの機能だけでは効率良く扱いづらい問題であった。このような問題を効率良く解くためには、優先度によるルール制御の他に、複数ある確定節のうちどれを先に計算するかという、節の選択に関する制御を行なえばよい。本論文の目的は、ETCにおいて、複数の節が存在する場合に、各節を何らかの基準に従って評価し、その評価に基づいて先に計算を進める節を決定するという、節選択機構を提案することである。このような節の評価に基づく節選択機構を実装することによって、当初の目的であった最適な解を求める問題や、一定以上適切な解を求める問題などが効率良く扱えるようになった。
社団法人電子情報通信学会の論文
1998-01-29

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク