等価変換に基づく自然言語理解システムの構築

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概要

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従来の自然言語処理では、形態素解析、構文解析、意味解析などが逐次的に行われる。しかしその方法では処理の柔軟性に欠け、処理効率には限界がある。これに対して「等価変換に基づくシステム設計方法」で作られたシステムは、いろいろな処理を柔軟に組合せ、より効率の良い統合的な解析が可能である[1]。本論文の目的は、この「等価変換に基づくシステム設計方法」を、実用化を目指して発展させることである。本論文では、「等価変換に基づくシステム設計方法」によって、形態素解析、構文解析、意味解析を統合する方法を示す。等価変換プログラミング言語ETC [2]を用いて作られた、実験システムによって提案する方法が、柔軟な情報の流れと効率的な処理を達成しうることを確認する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1997-11-20

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