画像の自己相似モデルを用いたコーナー検出
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概要
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画像の自己相似性を用いる新しいコーナー検出法を提案する.提案手法では, まず, フラクタル符号化で用いられている方法で, 対象画像からブロック単位での自己相似モデルを抽出する.これを用いる自己相似写像における固定点が, 被写体の輪郭線のコーナーの頂点に一致することを利用してコーナーを検出する.本手法は, コーナーの頂点, もしくは輪郭線上の1点を同じアルゴリズムで抽出することが可能である.本手法の有効性を実証するために, スネイク法における制御点の移動に本手法を用いる実験を行った.その結果, コーナーの頂点を正しく検出でき, 従来のスネイク法では抽出が困難であった鋭い凹凸のあるオブジェクトでも輪郭線を抽出できた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-02-16
著者
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