画面の一部分から再生画素値を展開するフラクタル符号化
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概要
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フラクタル符号化[1]では画面内での相互参照によって画像が再生される。そして各画素の参照元を数値計算で遡ると、それは画面全体に一様に分布せず、一部分に偏る。その参照元は再生画像に与える影響が他よりも大きいと考えられ、これを利用して適応的なビット配分ができると思われる。本稿では、参照元のみに画素値を与え、他の部分はそこから画素値をコピーすることにより画像を再生する、低符号量のフラクタル符号化を提案する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
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