フラクタル符号化を利用した画像の輪郭抽出
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概要
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画像データを伝送・蓄積するためにその圧縮技術は重要であるが、濃淡画像用の新しい圧縮方式としてフラクタル符号化が近年注目されており、その圧縮効率の改善が進められている。本報告では、フラクタル符号化の新しい機能として、単に画像を圧縮・再生するだけでなく、濃淡画像を再生せずに圧縮データから直接輪郭抽出画像を生成する手法を提案する。フラクタル符号化では、画像の自己相似構造を表すパラメータが圧縮データとなっており、提案手法では画面内の相似な領域を関連づける写像力学系を用いる。これの極限集合として輪郭画像が得られる。実験により、被写体の概形を認識できる程度の画像が得られることを確認した。本手法は画像の高速なブラウジング等に応用できる可能性がある。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1996-12-12
著者
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