光加入者システムにおける大容量データ一括転送装置構成法

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
マルチメディアメディア時代の本格化とともに、画像等の大容量バルクデータをサーバからユーザ端末に配送するサービスがますます重要となる。現状のVODにおいては、ファイルの転送開始命令だけでなく映画の一時停止や巻き戻しなどの制御命令も、サーバへのランダムアクセスにより実行している。このような方式では、伝送路の輻輳を招くとともにサーバのプロセッサ負荷が著しく増加するため、ネットワークの高速化によるメリットを十分に生かすことができない。これに対して、CD-ROM1枚や映画1本に相当する大容量バルクデータを数秒~数10秒でユーザの蓄積メディアに転送し、即座にネットワークを解放することによりユーザの利便性/経済性の大幅な向上が狙える。本稿では、上記を実現する基本的な装置構成法について述べる。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-03-11

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク