センタ集中型信号処理による光加入者伝送方式の提案
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概要
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光加入者システムをビジネスユーザだけでなく、一般家庭にまで普及させるためにはアナログ電話サービス(POTS)やN-ISDNといった狭帯域サービスの低コスト化が重要課題である。このため、ONU(Optical Network Unit)をサービス種別によらず小さくシンプルな構成とする必要があり、特にユニバーサルラインカードはラインカードの共通化により、サービス変更やバージョンアップの際のメンテナンスコストが削減可能となることから盛んに研究されている。ユニバーサルラインカードはディジタル信号処理プロセッサ(DSP)とアナログフロントエンドからなり、DSPプログラムの変更よりアナログ音声信号から、高速なディジタル信号までを処理することができる。本論文ではさらにアナログ音声信号とディジタル信号に対する信号処理機能の違いに着目し、DSPをONUではなく、局(CO)に配備する構成を提案する(図1)。信号処理機能をCOに集中配備することにより、ONUの機能をA/D、O/E及び多重化のみに共通、縮小化でき、極めてシンプルなONUを実現できるだけなく、必要なプロセッサ数を大幅に減少できる。また提案方式実現には高速動作可能な多重化技術が不可欠となるが、本論文では光直交符号による多重化を検討し、基礎実験によりCMOS論理回路による250Mbps の多重分離を確認した。
- 1995-03-27
著者
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