通信サービス要求理解方式の一考察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年の通信サービスに対する社会的要求の拡大に伴い、専門開発要員の不足が予測される。我々は、この点に着目してソフトウェア自動生成研究の一環として非専門家が記述する要求仕様を対象とした要求理解を研究している。Reubenstein等は非専門家と要求分析者の間の知識獲得を支援する手法により、非専門家の曖昧な要求から正確な仕様を得る方法を提案しているが、我々の研究では要求分析者を必要とせずに、非専門家の要求仕様が持つ曖昧性を補完(欠落した情報を補う)して正確な要求仕様を得る事を目指している。即ち、通信サービスにおける専門家の要求仕様知識に基づく推論により、自動的に曖昧性を含む要求を理解し、曖昧な部分を補完し、更に、非専門家が既存のサービス仕様にこだわらずに独自性の高い仕様を記述した場合にも対応できる通信サービスメインモデルを研究し、一部プロトタイプとして試作した。本論文では、通信サービスと密接に関連するシステムを含めて、ドメイン知識を共有する方法について最も有効な要求理解方式を提案している。
- 1995-03-27
著者
関連論文
- 連結グラフを考慮するコンカレントシステムの状態生成手法
- 離散事象システムにおける可達集合の高速検証方式
- 通信システムサービス仕様における正当性検出と解消方式
- 通信システムサービス仕様におけるデッドロック検出方式(グラフ,ネットワークとアルゴリズムおよび一般)
- 通信サービス要求記述の静的解析手法
- プロダクションシステムにおける詳細優先方式による競合解消戦略の静的解析手法
- 通信サービスに対する要求理解に関する一検討率
- 通信ソフトウェア仕様の検証に関する課題
- B-19-17 CCMからHCMへの自動変換法の提案(B-19.ネットワークソフトウェア,一般セッション)
- ドメインモデルを用いたサービス仕様生成の構想
- 通信サービス仕様生成における要求理解に関する一考察
- 宣言型通信サービス仕様記述言語からSDLへの変換法
- 規則形式の通信サービス仕様からのプロトコル合成
- 通信ソフトウェア自動生成のためのプロトコル整合に関する一考察
- インタフェースの意味対応によるプロトコル整合
- プロダクションルールを用いた通信サービス仕様の詳細化
- 機能分散モデルのアーキテクチャ配置の考察
- 二段階通信サービス仕様記述とプログラム仕様への自動変換
- 通信サービス要求理解方式の一考察
- 任意プロトコル仕様に合わせたネットワーク制御タスク自動配置
- 自動合成プロトコルと標準プロトコルとの整合法に関する一考察
- 通信サービス要求理解に関する一考察
- ドメインモデルとCBRによるハイブリッド型要求理解方式
- グラフ表現可能な通信サービス仕様からソフトウェア仕様への変換法について
- 機能分散モデルのためのソフトウェア構成に関する一考察
- 機能分散モデルにおけるサービス機能展開の考察
- 端末動作記述によるサービス仕様記述の機能分散モデルへの展開
- サービス非依存な競合回避機能を有するプロトコル合成法
- 通信サービス記述からプログラム仕様への自動変換と最適化
- 段階的詳細化による通信サービス仕様記述
- 映像表現のためのカメラワークに関する一考察
- 13-5 統合メディア操作環境COMI&CSにおける映像検索
- 「能」映像における表現技法
- 統合的メディア操作環境COMICSにおける文字と映像のリンケージ方法 : 演劇の脚本構造解析について
- B-19-6 状態遷移図のCCMからHCMへの自動変換法(B-19.ネットワークソフトウェア,一般セッション)
- 状態遷移図のCCMからHCMへの自動変換手法 (情報ネットワーク)
- 状態遷移図のCCMからHCMへの自動変換手法(ポストIPネットワーキング,新世代ネットワーク,ネットワークモデル,インターネットトラヒック,TCP/IP,マルチメディア通信,ネットワーク管理,リソース管理,プライベートネットワーク,NW安全性及び一般)
- 状態遷移図モデルの自動変換アルゴリズムに関する一考察 (通信方式)
- 状態遷移図モデルの自動変換アルゴリズムに関する一考察(ポストIPネットワーキング,新世代ネットワーク,ネットワークモデル,インターネットトラヒック,TCP/IP,マルチメディア通信,ネットワーク管理,リソース管理,プライベートネットワーク,NW安全性及び一般)