B-10-149 ポリマー光導波路を用いたアクセス系光波長多重実験システム

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概要

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Fiber To The Home (FTTH)に向けて、簡便に多数波長の光を利用したいという要望が顕在化してきている。これに対しわれわれはEight Lambda伝送方式という方式を提案している。この方式は最長10km程度の範囲を対象に、シングルモードグラスファイバやGT型マルチモードグラスファイバに適用してきた。しかし、ファイバの切断、接続が多く発生する家庭内等では、グラスファイバは非常に扱いにくい。そこで、切断、接続も簡単なプラスティックオプティカルファイバ(POF)に注目した。しかも1.3μm帯域の光を通ずPOFが開発されたことにより、POFを使用した波長多重伝送システムの試作を行った。本論分では、Eight Lambda伝送方式とPOF用に試作した光導波路型合分波器の特性を示し、この光合分波器を用いて構成したPOF波長多重伝送実験システムを提示してその実用性を議論する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1999-03-08

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