画像の階層的な可逆符号化方式
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概要
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電子的な美術館や遠隔医療システムにおいては、美術品の鑑賞や病気の診断を目的として画像が利用されることから、符号化時に情報損失 (画像劣化) がない可逆符号化機能が必須である。加えて、画像情報の階層化による段階的な表示や注目部分の選択的な表示機能など、ユーザを補助するマルチメディア的な機能も重要である。本論文では、これらの要求を満足する方式として、HaarWaveletを用いた階層的な可逆符号化方式を提案し、計算機シミュレーションにより本方式の基本的な特性を検討する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
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