誤差フィルタ重み係数を用いた誤差拡散法2値画像の符号化方式
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概要
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連続調画像の2値化手法として誤差拡散法がよく用いられる。筆者らは、誤差拡散法による2値画像に対するJBIG方式のコンテキストの選択方法を検討している。誤差拡散法では、元の連続調画像の階調レベルにより画素のパターンが変化することに着目し、周辺画素から元の連続調画像の階調レベルを推定し、各階調レベル毎に別のコンテキストを用いた方法を先に検討した(以下方法A)。本論文では、誤差拡散法で用いられる誤差フィルタの重み係数を利用して、周辺画素から符号化対象画素に伝播する誤差値の推定を試みた。この推定値をJBIGのコンテキストとして利用する方法(以下方法B)を検討し、JBIG標準方式及び、先に筆者らが検討した方式(方法A)と符号化効率の比較を行った。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
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