等高線図形のエージェント指向並列認識方式の提案

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概要

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電力・電話を代表とする公共企業体では、災害対応のための設備情報基盤データベース整備の一環として、既存の地図・図面をデータベース化するニーズが高まっている。特に、日本の地形図の70%以上は等高線で記述されているため、高速かつ高精度に等高線図形をデータベース化する技術が求められている。等高線図形の自動入力に関する先行的な研究はすでに数多く報告されている。しかし、これらの方法では、認識誤りのチェックに膨大な労力を必要とする等、問題が多かった。そこで、本稿では、このような課題を克服するために、最近の画像認識/理解の分野で注目されているマルチエージェントに基づくアプローチを等高線認識の問題に適用する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-03-11

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