コンデンサ電解質ポリアニリンの金属 : 半導体転移
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概要
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ポリアニリン(PAn)は高導電性で熱安定性にも優れた導電性高分子としてエレクトロニクス材料への利用が検討されている。我々は既にPAnを固体電解質とするタンタルコンデンサを試作し、それが高周波領域まで高容量で低内部抵抗であることを報告した。この優れた性質はPAnの高導電性に由来する。今回、我々はPAnを電解質とするコンデンサでは内部抵抗の温度依存性がある温度を境に半導体的なものから金属的なものへと転移すること、ならびにその転移温度が条件によって広い範囲にわたってシフトすることを観察した。そこで、この現象を説明するために凝集形態の異なるPAnを合成し、導電機構を検討した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
-
佐藤 正春
(株)村田製作所
-
佐藤 正春
日本電気(株)機能材料研究所
-
佐藤 正春
Nec・機能材料研
-
佐藤 正春
日本電気(株)機能エレクトロニクス研究所
-
長谷川 悦雄
NEC・機能材料研
-
長谷川 悦雄
日本電気(株)機能エレクトロニクス研究所
-
石川 仁志
日本電気(株)機能エレクトロニクス研究所
-
天野 公輔
日本電気(株)機能エレクトロニクス研究所
-
屋ケ田 弘志
日本電気(株)、機能エレクトロニクス研究所
-
石川 仁志
日本電気(株)、機能エレクトロニクス研究所
-
天野 公輔
日本電気(株)、機能エレクトロニクス研究所
-
屋ケ田 弘志
日本電気(株)機能エレクトロニクス研究所
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