力の制御における学習効果の両手間転移に関する研究
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概要
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学習効果の両手間転移現象は,人間が運動計画をどの座標系で行うのかを調べるために研究されている。しかしどんなタスクを学習した際に転移が起きるのかは,まだ明らかではない.本研究では,左右の腕で外部座標系において同一の環境の時と,内部座標系において同一の環境の時の転移現象を調べた.さらに,タスクの難しさの違いによる転移の度合いの変化について調べた.手先の力とカーソルの動きの間には非線形な変換が加えられた.結果としては,外部座標系における変換か内部座標系における変換かによっては転移現象に違いは見られたなかったが,難しいタスクよりも易しいタスクの方が転移の度合いは大きかった.
- 2003-03-11
著者
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橋本 直己
電気通信大学電気通信学部
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橋本 直己
東京工業大学
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長谷川 晶一
東京工業大学
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小池 康晴
東京工業大学 ; 科学技術振興機構crest
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佐藤 誠
東京工業大学
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二村 誠示
東京工業大学
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小池 康晴
東京工業大学
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