4-1 フェムト秒レーザを用いたナノ構造の観察・制御・加工(4.フェムト秒加工・計測(<特集>次世代産業基盤を支えるフェムト秒テクノロジーの動向))

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概要

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フェムト秒レーザ光はソリトン波の光通信の分野やポンプ・プローブ法の光化学の分野で,パルス幅の短さを利用した研究が進んでいる.筆者らは,低い平均エネルギーと高いピークパワーとのコントラストがもたらす熱的過程のない非線形光学現象に注目し,ナノスケールの非線形分工学的現象の応用研究を推進している.二光子異性化分子を用いて三次元大容量記録や二光子光重合反応による三次元微細構造形成,二光子刺激による細胞の応答からの生命現象の解明,二次高調波光による膜電位分布の三次元計測,コピーレントアンチストークス・ラマン散乱による分子イメージングなどの研究成果を紹介する.
2003-08-01

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