閉ループ学習に基づく代表素片選択による音声素片の自動生成
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概要
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本論文では, ピッチ周期・継続時間長の変更によるひずみを考慮して, 生成された合成音のひずみが最小になるような音声素片を, 音声データベースから自動的に生成する方法を提案する.本方式では, 音声データベースから切り出された多数の音声セグメントを音声素片の候補とし, それらの候補にピッチ周期や継続時間長の変更を行って合成された音声と自然音声との誤差によって合成音声のひずみを評価し, さまざまなピッチパターンや音韻環境に対してひずみの総和が最小となるような音声セグメント(代表素片)を選択して音声素片とする.このように, 合成器による処理を経て得られる合成音声のひずみを評価し, 代表素片の選択にフィードバックすることから, ここでは本方式を閉ループ学習法と呼ぶ.閉ループ学習による音声素片の生成は, 合成単位や合成器の方式によらずさまざまな合成器に応用することが可能である.波形編集方式の合成器の音声素片を提案法を用いて生成する実験を行い, 合成器におけるひずみを考慮しない従来の方法と比較して, 合成音の音質が向上することを示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-09-25
著者
-
赤嶺 政巳
(株)東芝 研究開発センター
-
籠嶋 岳彦
東芝・マルチメディアラボラトリー
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篭嶋 岳彦
(株)東芝関西研究所
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籠嶋 岳彦
(株)東芝研究開発センター知識メディアラボラトリー
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籠嶋 岳彦
(株)東芝研究開発センター
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籠嶋 岳彦
(株)東芝
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籠嶋 岳彦
(株)東芝関西研究所
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