有声部/無声部に適した適応符号帳を持つCELP符号化方式
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概要
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CELP(Code Excited Linear Prediction)方式は,前フレームの駆動信号系列が格納されている適応符号帳(以後ACB)と雑音信号が格納されている雑音符号帳(以後SCB)とを持ち、AbSによる駆動信号探索により4kbps前後のレートで効率よく音声信号を符号化できる方法である.ACBは,駆動信号の時間的相関を除去することを目的として利用されている.しかし入力信号の時間的相関が小さいとき,ACBは効率よく機能しない.このため,無声から有声もしくは有声から無声のように入力信号の性質が変化する部分で品質劣化が生じるという問題があった。
- 電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
著者
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