適応分割テーブルを用いた高速・高精度画像生成
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概要
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我々は写実性の高い画像を生成する面光源照明法と厳密なエリアシング除去を実現する精密レンダリング法を提案してきた.両手法に共通する処理は反射光の単位球面上での精密な積分であるが,この計算に長い時間を必要とすることが両手法の弱点となっていた.本論文では適応分割テーブルを参照することで計算精度を落とすことなく処理時間を大幅に短縮する手法を提案する.光を鋭く反射する物体では,鏡面反射方向から少しずれただけで反射光の強度が急速に減少する.提案手法は,反射強度が急しゅんに変化する箇所では反射方向を細かく,緩やかに変化する箇所では粗く分割したテーブルを用いて,反射光を高い精度で近似する.この結果,90×90分割でフルカラー画像の生成に十分な計算精度を達成できる.適応分割テーブルを用いることで,半球面上での反射光の積分時間を従来手法の1/10以下に短縮できる.画像生成全体の時間も40〜60%削減でき,有効である.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-01-25
著者
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