ブロック誤差拡散法による2値画像へのデータ埋め込み
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概要
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本論文では、2値画像へデータを埋め込むための新しい誤差拡散法を提案している。提案法では、自然画像を誤差拡散法によって2値化する過程で、データの埋め込みを実現している。提案手法では、画像を2×2のブロックに分割し、各ブロック毎に誤差拡散法の原理を基にして、埋め込みデータに対応した2値パターン集合を変化させることで埋め込みを実現している。実験結果では、直接2値データを置換し画像中に埋め込む従来法と、埋め込むデータ量と2値画像の品質について比較している。結果より、提案手法は1ピクセル当りの平均情報量が0.25ビットを越える場合には、画素の置換による埋め込みよりも、高い画質でデータ埋め込みができること確認できた。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-01-03
著者
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