第15号科学衛星"あすか"(ASTRO-D)電源系のフライト運用評価
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概要
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第15号科学衛星"あすか"(ASTRO-D)は、広いエネルギー範囲にわたってX線天体の撮像と分光を同時に行う高性能のX線天文台であり、1993年2月20日に鹿児島宇宙空間観測所からM-3SII-7ロケットで打ち上げられた。打ち上げ後およそ1年半を過ぎた現在も、本衛星は高度約600kmの略円軌道上を約96分の周期で順調に飛行し観測を続けている。この衛星の電源系サブシステムは+28Vの安定化バス方式であり、バッテリに対してはV, Tカーブによる定電流/定電圧充電を行っている。1年4ケ月にわたるフライトデータを評価した結果、本電源系の動作は極めて順調であることが確認できた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-07-18
著者
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