交流インピーダンス特性測定によるシール鉛蓄電池の劣化判定法
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概要
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通信用電源のバックアップ用として広く使用されているシール鉛蓄電池の劣化判定法として、内部抵抗に着目した検討を行った。本論文は、容量200Ahのシール鉛蓄電池を対象として、交流インピーダンス特性測定によって算出した内部抵抗と容量が強い相関性があることを説明し、また、劣化判定の周波数として、10Hz〜100Hzが適していることを明らかにしている。さらに、本劣化判定法をNTTの事業所において実際に通信用電源のバックアップ用として使用しているシール鉛蓄電池に適用した結果、交換機などの負荷側に影響をおよぼすことなく、しかも、そのままの接続状態で±10%の誤差で劣化判定できることを述べている。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-07-22
著者
-
尾形 努
Ntt境界領域研究所
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山本 克彦
NTT 境界領域研究所
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高野 和夫
Nttファシリティーズ
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河野 勝
NTTファシリティーズ
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山本 克彦
NTT境界領域研究所
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高野 和夫
NTT境界領域研究所
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吉田 一樹
NTTフアシリティーズ
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河野 勝
NTTフアシリティーズ
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