抵抗加算回路とオクトテールセルを用いて実現される超低電圧バイポーラ・トリプラ
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概要
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超低電圧バイボーラ・トリプラ・コア回踏を発表する。提案する超低電圧パイボーラ・トリプラ・コア回路はパイボーラ・オクトテールセルからなる。バイボーラ・オクトテールセルのそれそれのトランジスタのペースに印加される電圧は、aV_x+bV_y+cV_z、aV_x+(b-1)V_y+(c-1)V_z、(a-1)V_x+(b-1)V_y+cV_z、(a-1)V_x+bV_y+(c-1)V_z、(a-1)V_x+(b-1)V_y+(c-1)V_z、(a-1)V_x+bV_y+cV_z、aV_x+bV_y+(c-1)V_z、aV_x+(b-1)V_y+cV_zとなる。ただし、V_x、V_y、V_z、は入力記号、a、b、cは定数である。例えば、V_x+V_y+V_z、V_x、V_y、V_z、0、V_x+V_y、V_x+V_z、V_y+V_z はこの一例である。また、抵抗分圧回路を用いた単純な入力回路についても言及する。抵抗分圧回路を持つ提案したトリプラの直流伝特性は、トランジスタ・アレーと個別部品を用いてプレッドボード上で確認した。提案したトリプラ・コア回路は超低電圧で動作可能である。さらに、提案したパイボーラ・トリプラは、トリプラ・コア回路と抵抗のみからなる入力システムを利用すれば簡単に集積化でき、また、超低電圧で動作可能となっており、実用上有益である。したがって、提案したパイボーラ・トリプラは、低電力動作に適する.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-28
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