複数の優先度クラスをもつATM網セルフヒーリング方式の復旧手順

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概要

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ATM網におけるパス故障復旧方式としてセルフヒーリングがある。セルフヒーリングには、復旧時間の早い事前設定方式、復旧率の高いフラッディング方式、低優先度正常パスの使用帯域を故障復旧に転用するバンピング方式など、適用条件に応じた各種の方式がある。本稿では事前設定方式とフラッティング方式を組み合わせた復旧処理手順を提案し、シミュレーションにより復旧特性の評価を行って、事前設定方式とフラッディング方式の特徴をバランスよく併せ持った復旧手順が得られたことを示す。また、複数の異なる優先度クラスのパスが混在する網において、故障時に優先度の高いパスから復旧させていく際に、各優先度クラスに要求される復旧性能に対応した復旧方式を、各優先度クラスごとに選択することにより、一層望ましい結果が得られることを示した。
社団法人電子情報通信学会の論文
1998-11-20

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