各信号線で制御可能な値の解析による冗長故障の判定
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概要
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新しい冗長故障判定法を提案する.従来より知られている冗長故障判定の手法は,非常に多くのバックトラックを必要とする.また,故障シミュレーション法では,全ての入力パターンについて実行する必要がある.本論文では,同時入力パターンシミュレーション(CIS)と呼ばれる新しい手法を用いる.この手法では,一個の故障を設定し,全ての入力パターンに対して各信号線でとる可能性がある信号値を同時に,外部入力側から外部出力側への伝播させる.シミュレーション実行後に,いずれの外部出力信号線へも故障が伝播しない場合には冗長故障と判定できる.この手法を用いた冗長故障判定では,外部入力信号線でバックトラックが起こるが,この回数は冗長である故障に対しては一般にPODEMに比較して少ないと思われる.このように,本手法では従来の手法とは異なる概念により探索空間を削減する.これらの手法をプログラム化し,ベンチマーク回路に適用した結果,少ないバックトラック数で冗長故障判定が可能であることが確認できた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-10-29
著者
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